60seconds!について紹介します。私の個人的な感想や多少のネタバレを含みます。
『60seconds!』は昨年10周年を迎えた、数多くのゲーム実況動画で有名なサバイバルシミュレーションゲームです。核爆弾が落ちるまでの60秒、家中のアイテムを集め、シェルターに飛び込みます。シェルターの中ではノートで食料と水を分けたり、探索に行ってきたり、文章を読んでトラブルに対処します。
このシリーズは、ブラックジョークを混ぜて1950年代あたりのネタや当時(冷戦あたり)の時事の話がよく出てきます。私は日本人なので、当時の文化に関しては学校で習う歴史や、日本でも有名な作品などしか知りませんが、知らない固有名詞について調べてみると、「こういうのもあるんだ」っていうのが知れてその作品や歴史に触れるきっかけになるのがまず一つの魅力です。
60seconds!はアメリカのとある街にフォーカスした話が出てきます。歴史だけでなく、地名も出てくるので興味が出て調べてみたりなんかもすると勉強になったりするかも……。
作中の文章からどんな街なのかを想像して読んでみるのもいいでしょう。核爆弾によってガラリと変わってしまった絶望でいっぱいの街の様子をコミカルに描かれています。突然変異した人間や、動物がいたりします。更にはマクドゥードゥル一家のことや、一家の周りの人たちの関係なんかも読めたりします。
襲撃イベントで悪党らを追い返すことができなかった際に真ん中で後ろ姿を見せている男の名前は”ボブ”といいます。彼の名前は公式youtubeなどのショート動画で明かされました。メリージェーンの誕生日パーティーや、souperscavengerにも登場しています。
宇宙船が座礁したことと、住所を伝えた女性はドローレスの後ろでお客さんにコーヒーを注いでいます。 彼女は60parsecs!でメインキャラクターとして登場しているディーディー・ドーキンスです。
60seconds!に限らず60parsecs!にもあるのですが、エルヴィス・プレスリーのポスターが貼られています。彼は1950年代あたりからヒットした有名なロック歌手です。ポスターの元ネタはエルヴィスが主演の映画『監獄ロック』です。劇中歌の名前でもあるので、ぜひ一度は聴いてみてください。
60seconds!の地図はアメリカのとある場所の地図ではなく、制作チームのあるポーランドのポズナンの地図です。
初期のキャラクターデザインのテッドとドローレスは体型がお互いに逆でした。ドローレスは、見た目は今のドローレスとは変わっていませんが、体型は丸い体型で、ご婦人方という呼び方の方が相応しい見た目でした。 一方、テッドは、今のテッドとは打って変わってどこか怯えた様子で、弱々とした全くの別人でした。
雨に唄えば
雨に唄えばは1952年4月11日にアメリカで公開されたミュージカル映画です。土砂降りの雨の中をかの歌を歌いながら踊る男性の場面が有名な映画です。
ゲームでは、家族の中で大の映画オタクであるテッドとメリージェーンが斧を使って映画のシーンを再現する際に、アクションシーンが足りないからといって斧を追加したほうがいいなどと話しています。
カサブランカ
カサブランカは、第二次世界大戦にアメリカが参戦した翌年の1942年11月26日にアメリカで公開された映画です。1941年12月、親ドイツのヴィシー政権の管理下に置かれたフランス領モロッコの都市カサブランカが舞台の映画だそうです。ゲームでは少しでも退屈を紛らわすために、好きな映画のワンシーンを演じてみたら何故かカサブランカのワンシーンになってしまったそうです。
ゴジラ
ゴジラは1954年に日本で公開された怪獣特撮映画です。映画のキャラの話で口論になった際に、”ミュータント・ゴジラvsミュータント・キングコング”のどちらが勝つかで白熱しました。
この並びはゴジラシリーズの3作目の『キングコング対ゴジラ』(1962年)が元になっているようです。
ホームアローン
ホームアローンは1990年に公開された映画です。ゲームではミッションの『シェルターアローン』が作品のパロディをしています。ミッションのサムネイルもティミーがあの有名な頬に手を当てて叫ぶポーズをしており、作品に則って、ミッションの主人公のティミーが悪党二人を懲らしめながら家族が帰ってくるまで留守番をします。失敗した時の後ろ姿だけの悪党も実際の悪党二人がモデルになっています。
MJのプレゼント
メリージェーンが”今日は自分の誕生日である”ことを遠回しに言ってくることから始まります。現実世界でも誕生日が公開されていてほとんどの人は知っているというのに、”三年前のバーベキュー記念日でも、国際ポップコーン記念日でもない”と気づくのが遅い親、明らかにデオドラントスプレーととして使えないであろう殺虫スプレーに喜ぶメリージェーンがなんだかおかしくって面白いジョークの混ざったイベントです。
60parsecs!
reatomizedから追加された実績”ドーキンス家”関連のイベントです。ラジオをいじっていたら宇宙船からの信号が入ります。座礁したことと、住所を伝え、家を訪ねて何かないか探しにいくことになります。もう一つは、アストロシチズンがシェルターに訪問に来るイベントがあります。追い返すと、”エイリアン王ゾンタールに喰われるぞ”と呟きながらドカドカと去っていき、そいつのことを気の毒な男だとノートでいわれます。
60seconds!10周年記念に上げられた動画です。内容は10年間の全プレイヤーが残した記録を数字で見ていくというものですが、核爆弾で荒廃した世界での一家の姿は悲惨な姿をしており、特にティミーはだいぶ大人の男性にまで成長しています。 老いたパンケーキやシャリコフの姿も見られます。
このイラストは、robotgentleman
13周年の時に公開された小さい頃のメリージェーンとその時のテッドとドローレスの様子が描かれたイラストです。(したがってこの時点で13年前の様子っぽい)
おかっぱ頭に水色のリボンとワンピースが可愛らしいですね。ああ、こんなにも可愛かった女の子が”ああ”なってしまうなんて…
当時はまだ爆弾が降りかかるというのはまだ知らず、とても幸せそう……。
余談ですが、ドローレスのお腹がこの時点でかなり膨らんできていることから、ティミーとメリージェーンは少なくともも3、4歳は歳が離れていそうですね。